Scenery 沿途景點
02 ドクター馬偕の彫刻公園
今、私たちが立っているこの場所は淡水古町と馬偕病院の発源地である中山路と馬偕街の交差点です。ここには、新北市政府がドクターのために、立てられた彫刻があります。

今の淡水の発展は馬偕博士との深い関係があります。当時、ドクターの医療行為は「滬尾偕醫館」から始められ、当時の人たちを病気の苦痛から解消させると共に、公共衛生の意識を指導したことで伝染病も減って行きました。清仏戦争の時も、病院で傷ついた兵士たちを受け入れ、赤十字のような医療サービスを提供し、民衆と兵士たちのとても頼りにされました。)

(教育の分野においては、ドクターは現代的な科学教育を取り入れ、学校を設立し、人材を養成し、無料で就学できるようにしました。特に、長期的に不平等な待遇を受けていた女性にとって男女平等に授業を受けるようになりました。こうして、淡水と住民が共にレベルアップできるようになりました。淡水の地名に馬偕街、真理街と名づけられているのも、彼の貢献に対する感謝のしるしだといえるでしょう。淡水はまたドクターの故郷オクスフォードと姉妹市になりました。)
1995年、新北市が「郷里の有名人を立像」というイベントを開き、この台湾の婿とも称される馬偕は、もちろん候補者として選ばれました。淡水の文化・文明と現代化に深く影響を与えた人であることの記念として、芸術家 張子隆教授に依頼してドクター馬偕の像を作り始めました。
その年の11月18日ドクター馬偕の石像の除幕式を開くため、新北市政府が海外から、わざわざドクターの孫ジョンさん、アンレンさん、及びカナダ貿易事務室主任 ステファンたちを招きました。
2001年6月2日、ドクターが亡くなってから、100周年の記念日でした。当時張市「鎮」長は石像の周辺に花園を作ると共に、孫のドクター・ジョンに永遠の名誉市民証を与えました。同時に、毎年6月2日を「馬偕の日」と定めました。これは、初めて地方が記念日を作るケースとなりました。その時から、毎年「馬偕の日」には、必ず特別なイベントが開かれています。